ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~ - 2009.11.23 Mon
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監督:根岸吉太郎
原作:太宰治
出演:松たか子、浅野忠信、室井滋、伊武雅刀、光石研、山本未來、鈴木卓爾、小林麻子、信太昌之、新井浩文、広末涼子、妻夫木聡、堤真一
公式サイト:こちら
10月に見た映画のレビューです。遅過ぎますけど。
この映画、主人公はなにより妻・佐知。彼女の健気さと女としての強さを感じることができます。でも女性はみなあぁいう健気さや強さを持ってるんじゃないかな。女性はというより、妻は、と言った方がいいかもしれないけど。
だからこそ、夫は安心できる。大谷もそうだったんじゃないかと思うのです。
男にとって女はいつまでも「未知」の世界で、だからこそ大谷は清廉な佐知を見れば見る程自己嫌悪になっていったんじゃないかな。
女性は男性が思う程複雑ではない、と思うときもあります。
でも、いや、やっぱりそうじゃないかも、と思うときもあります。
人って、そういうものですよね。
最後のシーンで「人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ。」と佐知がいうのですが。
それがすべてを物語っているような。
何が正しくて、何がダメで、なんてその人それぞれ。
少し前に見た映画「tokyo tower」で黒木瞳演じる詩史が「自分の人生が気に入ってるの。そんなに幸せってわけじゃないけど、幸せかどうかはそんなに重要なことではないわ。」というセリフがあって納得したことがあるのですが、それに近いものを感じたり。
なかなか深みのある夫婦愛の映画でした。
Posted at 00:49 | Movie・DVD | Comment(0) | Trackback(0)
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