おと・な・り - 2009.05.22 Fri

監督:熊澤尚人
出演:岡田准一、麻生久美子、谷村美月、岡田義徳、池内博之、市川実日子、とよた真帆、平田満、森本レオ
公式サイト:こちら
「お隣」と「音鳴り」を掛け合わせた素敵な映画。
「音」だけでこんなにも存在を感じられるんだな、という新たな発見。
確かに、夜遅くになって眠りにつく前の静かな時間、普段意識しないと聞こえてこない音がいろいろ聞こえてくるときがあります。我が家も都会にあるものの、マンションの防音機能がすごいのか、大通りに面していないせいもあるのか、あまり都会の騒音は聞こえてこないのですが、夜になって静まり返ると聞こえてきます。都会の車の音、風の音、雨の音。そういう音にほっとする瞬間ってあります。
そういう音で感じるものを凄く大切に描かれた映画。
そしてそれだけじゃなく、30歳というオトナになってしまったからこそ感じる人生の転機。まぁ私も気づけば32歳になってしまって、今まさに転機を感じているからこそ、この主人公二人の転機の悩みはすごくよくわかる。きっと20代だとわからなかっただろうな、と思います。
20代は転機といってもまだやり直しが効くし、突っ走っていけるんですよね。
でも30代の転機は結構シビア。突っ走って行ってよいのかどうか、やっぱり凄く悩む。
自分のやりたいことがやれない理由を人のせいにしてしまってないかどうか、自分のやりたいことのために何かを我慢してしまってないだろうか…。
いろんなことをじっくり大切に考えることのできる、いい映画でした。
30代になると、勢いだけで恋愛はできない。だからこそ、こんな感じの燃え上がったり情熱的だったりがなく、安心できるほっとできる恋のドキドキ感は、「うんうん、わかる」って思えるのかもしれませんね(^^)
Posted at 01:46 | Movie・DVD | Comment(0) | Trackback(0)
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