手紙 - 2008.07.07 Mon

ちょうど小説も購入できたので、こちらも見てみました。
強盗殺人犯の兄をもつ弟の、人生の苦悩。
弟想いで弟のために汗水たらして働いてくれるとても優しい兄がついうっかり刺してしまった犯行でも、世間からすれば一人暮らしの老女を襲った凶悪強盗殺人犯にしか見えない。
そして、強盗殺人犯の弟だ、というだけで受ける様々な差別。犯罪を犯した身内も犯罪者のように扱ってしまう世の中。いくら兄を慕っていても弟としては兄のせいでと思ってしまう。
ラストシーンに近いところで、直貴の勤める電機店の会長が「君のお兄さんが犯した罪は、弟の君の差別も含めて全部なんだよ」(というニュアンス)のセリフには、ずっしりと重い響きがありました。
いろんなことを考えさせられる映画。
犯罪者の家族の立場も被害者の家族の立場も、両方描かれてることで考えさせられる内容も様々。
最終的に弟は自分の家族のために兄を「捨てる」ことになるが、そのことがきっかけで兄も決意する。
そして、同時に被害者の家族もきっぱり終わりにするという。
でも、いくら捨てたとしても血のつながった唯一の兄弟。ラストの、兄のいる刑務所慰問で元相方と一緒に漫才をしながらも兄を思う弟の気持ちは痛いほど伝わってきて、胸が詰まった映画。
俳優陣の迫真の演技も素晴らしかったし、もう一度しっかり見てもいいかなと思った映画でした。
でも1つ気になったのは、沢尻エリカの中途半端な大阪弁(笑) パッチギのときもそうでしたが。まぁこの映画では敢えて大阪弁でなくともよかったんではないかな、と思ったり。
Posted at 14:08 | Movie・DVD | Comment(0) | Trackback(0)
トラックバック
*トラックバックに関するサイトポリシーはこちらです。このエントリーのトラックバックURL:
コメント
コメントしてください
*コメントに関するサイトポリシーはこちらです。



























